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2.122016
iPhoneが高級文鎮化するバグを利用した悪質デマが横行中!

このほどiPhoneが永久に使用不能になる致命的なバグが見つかった。バグの再現方法が誰でもできる簡単な設定方法であったため、いたずらに悪用されているようだ。
このバグ情報を知らない人々が被害に会うケースが増えている。
「”iPhoneの日付を1970年1月1日に設定して再起動すると動作が軽くなったり、通信速度制限が解除されるからみんなもやってみて”」という投稿がTwitterなどで流されている。
Twitter上でのいたずら投稿
Twitter上では下記のような投稿が頻繁に行なわれている。
【速報】iPhoneの日付を「1970年1月1日」に設定すると軽くなる
【速報】iPhoneの日付を「1970年1月1日」にすると軽くなる
【速報】iPhoneの日付を「1970年1月1日」にすると軽くなる
マジで軽くなった!みんなも試してみて!— 焼き芋 (@imas40298) 2016, 2月 12
これやると。iPhone軽くなるよ!
軽くなったらRT!! pic.twitter.com/oUCt73cKNc— 【GyAC】中坊遠隔少年さくら (@BLAZE_TR) 2016, 2月 11
iPhoneの動作が重くなったと感じたら
一度1970年1月1日に設定するとスケジュールキャッシュが削除されて軽くなるからオススメ— s (@ElementDaughter) 2016, 2月 11
このツイートを鵜呑みにして設定してしまうと、そのiPhoneは二度と使用できなくなります。iPhoneを軽くするどころか、新品のiPhoneを購入するハメになります。
△ iPhoneの日付を1970年1月1日にして再起動するとiPhoneが軽くなる
◎ iPhone日付を1970年1月1日にして再起動するとiPhoneが起動不可になり、新品を買うしかなくなるので結果iPhoneが軽くなる
— 〆まんなん@3/11誕生日 (@mn7nn) 2016, 2月 12
去年も同じようなデマが。
去年こんなのあったし。 https://t.co/U0DgKPaENi
— ちぇしゃお (@cheshiredoe) 2016, 2月 12
iPhoneの日付変更バグ復旧方法は本当に無いのか?
どうやらお店に持っていかなくても復旧できる方法はあるようです。
- ①iPhoneの電池が完全に無くなるまで放置する
- ②iTunesに保存してあるiPhoneのバックアップファイルから復旧する
- ③自力でiPhoneを分解して電池パックを外して、iPhoneのチップへの電源供給を遮断
メモリ内への待機電源の供給を絶ってしまえば、日付変更バグは復旧されるのだそうです。ただし、上記の方法はあくまで自己責任で、なるべくお店にいける人はApple Storeで修理してもらいましょう。
結論
Twitterや2chのような信頼性の低い投稿内容は、その真偽をよく確かめましょう。ネット上には私たちが簡単には想像もつかない罠が仕掛けてあります。それを忘れた時、大変な被害にあることもあるのでくれぐれもご注意ください。