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更新記事
3.222016
プロバイダ(ISP)は私たちの個人情報をどこまで把握できるのか?

人気ニュースサイト「Gigazine」3月22日に大変興味深い記事がありましたのでご紹介します。私たちの利用するインターネットはまだまだ未知の危険や脅威にさらされ続けてくれることを改めて認識させられる記事です。
この記事を読むことできっとインターネット利用時のセキュリティ意識が変わるかと思います。2020年のオリンピックへ向けて今後益々、街じゅうにWi-Fiが普及することによって、日本人は世界のクラッカー集団(ネット犯罪によって他人から財産や個人情報や機密情報をを盗み出そうとする情報集団)の恰好の標的となる可能性があります。今のうちにVPNで情報を暗号化し守る習慣をつけて、来るべき脅威に備える必要があるといえます。
インターネットサービスプロバイダ(ISP)には私たちの通信情報をどこまで把握できるか?
ネット検索、地図の表示、映画の視聴など、私たちは当たり前のようにインターネットを利用していますが、「インターネットをどのように利用しているのか」については利用者本人だけでなく、実はインターネットサービスプロバイダ(ISP)も把握できます。「ISPは一体どのような情報をどのくらい入手できるか?」ということについて調査したプライバシー法の研究者であるPeter Swire氏の論文を、セキュリティサイトのUpturnがわかりやすく解説しています。
What ISPs Can See
上記の記事を要約だけ知りたい方
・インターネット全体から見ると、暗号化はまだまだ行われていない
・インターネット利用者の訪問サイトは何でもバレバレ・VPNを使用することでプロバイダ(ISP)にも情報がもれず大変安全に使用できる(匿名性の強化が可能)・日本ではまだまだVPNの認知度が低く、利用されていない。
・Wi-Fiスポットでの個人情報漏えい対策としてVPNは非常に有効な対策であるので積極的に利用すべき
ISPが我々の情報をどれくらい把握し、我々がプライバシーをどう守るべきなのかしっかり考える良い機会になったかと思います。匿名性や個人を保護する上でIP偽装を行っている方など、個人情報の漏えいがご心配な方は、VPNが使えるということも頭に入れて置くとよいかと思います。